心理学

【少しの違いが印象を操作する】直接会わずに相手を操る超心理術【好かれたいなら頼ってみる】

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こんばんは!ヒカリです。

今回は内藤誼人さんの書かれた『直接会わずに相手を操る超心理術』を解説していきます。

あなたは

  • あの人と仲良くなりたい!
  • 営業の成績を良くしたい!
  • 業績を上げたい!

と思うことはありませんか?

結論から言うと、その悩みは簡単な心理術で解決できるかもしれません。

こちらを読めば

  • 好かれる方法
  • 商品を売る方法

がわかるようになります!

こんな人におすすめ!
  • 気になる人がいる人
  • 仕事で成果を上げたい人

悪い気持ちを抑制する「見つめる目」

「みんな見ているぞ!」と書かれている犯罪防止ポスターを見たことがありませんか?

これは心理学的にも非常に効果的で、悪いことをしたいという気持ちを抑制することができます。

心理学者のメリッサ・ベイトソンは、紅茶とコーヒーの代金を自分で入れる「正直箱」が置かれている大学の談話室に、ある実験を仕掛けてた。

それは、正直箱のオモテに「こちらをまっすぐ見つめる目」を書いた紙を貼り付けておくというもの。

別の条件では「花の写真」などを貼り付けた。

週毎に紙を張り替えてみたところ、「こちらをまっすぐ見つめる目」の紙を貼り付けた週には、2.76倍の金額が支払われていることがわかった。

このように、多くの人は、ただ「こちらをまっすぐ見つめる目」があるだけで悪いことができなくなります。

監視がないために犯罪が多い場合は、「こちらをまっすぐ見つめる目」を設置してみると改善されるかもしれません。

「一部無料」で利益を上げる

あなたはこのような経験はないですか?

そんなに欲しくはなかったけど、試食コーナーで試食して、店員さんに申し訳なくて買ってしまった。

これは返報性の原理と言って、「無料で何かをしてもらうと、心苦しさを感じてお金を払ってしまう」という心理のことです。

以下のようなサービスも同じ原理を利用しています。

  • サブスクリプションサービスの「初月無料」
  • 電子書籍の「試し読み」
  • ゲームの「基本プレイ無料」

一部無料にして多くの人が集まれば、その中には「お金を出しても良い」という人が必ず現れます。

この「お金を出しても良い」という人がいれば、一部無料にしようとも、売り手としては全く損をしない構造となっています。

ゲームの場合、2~5%のプレイヤーが課金していれば利益になるという話も耳にしますね。

選択肢が多すぎると選びたくなくなる

あなたは「ジャムの法則」を知っていますか?

ジャムの試食コーナーで

  • 24種類のジャムを用意した場合
  • 6種類のジャムを用意した場合

のどちらが多く売れるのかという実験を行なった。

その結果、

  • 24種類を用意した場合は3%
  • 6種類を用意した場合は30%

の人が購入した。

数値にして、10倍もの差が開いた。

このように、選択肢が多すぎると、逆に「何も選びたくない」という心理状態なることを「ジャムの法則」といいます。

物で溢れている現代では、買い手が選びやすいように厳選してあげるほうが望ましいです。

選ばせたい物がある場合は「真ん中」へ

選択肢は多すぎないほうが良いというお話をしましたが、その中で選ばせたいものがある場合は「選択肢を3つ用意して、真ん中に配置する」のが効果的です。

類似する3つの商品のうち、1つを選ばせるという実験を行った。

その結果、真ん中を好む人は57.1%~60.1%もいた。

選択肢が3つあると、その本質的な価値に関係なく、無意識で真ん中の選択肢に惹きつけられます。

この現象を「ゴルディロックス効果」と呼びます。
「松竹梅の法則」とも言いますが、日本人にはこちらのほうが馴染み深いかもしれませんね。

選択肢は、多すぎることも少なすぎることもない「3つ」として、その中で選んでほしいものを「真ん中」に配置するようにしましょう。

「ノー」の場合にサインをさせる

あなたは免許証や保険証の裏側にある「臓器提供の意思表示」にサインして同意していますか?

日本やアメリカでは、85%の人が「臓器提供は良いことだ」と回答しているのにも関わらず、20%程度の人しかサインしていません。

一方、フランス、ハンガリー、ポーランドなどの国では、国民の99.9%以上が臓器提供に同意しています。

なぜ、これほどまでに国民が同意してくれているのかというと、「サインしなければ臓器提供に同意する」というシステムになっているからです。

つまり、臓器を提供したくない場合は「私は臓器提供を拒否します」というサインをしなければならないのです。

このように、自動的に「イエス」となるシステムをうまく利用することで、説得する手間を省くことができる。

ソフトバンクの孫正義さんは、48時間経っても意思表示がない場合は自動的にイエスとなる「48時間デフォルト制」を導入してます。

「みんながやっている」は魔法の言葉

YouTubeで動画を見るとき、同じジャンルであれば「100再生の動画」よりも「100万再生の動画」のほうが見たくなりますよね。

このように、人は他人がやっていることを基準に行動してしまいます。

この「みんながやっている」というのは非常に効果的で、相手を説得するときに役立ちます。

「みんながやっている」と言って勧誘するような詐欺もよく耳にしますよね。

少数でも支持してくれている人がいるなら、「みんな〇〇だから…」と言ってみると、相手を説得できる可能性が高まります。

プレゼン資料を作るときは、「みんなに大好評」と入れておきましょう!

ただし、嘘は書かないように!

説得力を上げる「具体的な数値」

「みんながやっている」は非常に便利なのですが、実は弱点があります。

それは、「みんなって誰?」と切り替えされたときです。

幼い頃に「みんな持ってるから」と言って、おもちゃやゲームをねだった結果、「みんなって誰?」と切り替えされた経験は誰にでもあると思います。

このようにならないように、可能な限り数値やデータを入れておくのが望ましいです。

「みんな持ってるから」ではなく、「学年の60%は持ってるから」というイメージですね。

子供が言うのはちょっと可愛げがないですが…(笑)

「統計数字が入っているほうが、入っていない場合に比べて説得されやすい」という研究結果もあります。

具体的な数値を使えるときは積極的に使っていきましょう!

好かれたいなら頼ってみる

〇〇さんだからお願いするのですが…

なんて言われたら、頼ってもらえているようで悪い気はしないですよね。

私達は頼ってきた相手を好きになってしまいがちです。

アメリカの100ドル紙幣に肖像が書かれている人物であるベンジャミン・フランクリンは、自分に反対する人物に対して次のような依頼をした。

「あなたは非常に貴重な本を蔵書しているとのことだが、4、5日拝借させてはいただけまいか」

すると、相手はすぐに本を送ってきたという。

そして、フランクリンは1週間ほどして、感謝の手紙とともに返却した。

その結果、それまで反対ばかりだった相手と頻繁に話すようになり、さらには仲の良い友人となり、その関係は彼が死ぬまで続いたという。

この物語に由来して、この現象は「フランクリン効果」と呼ばれています。

自分を好きになってもらいたいときは、相手の懐に飛び込んで、小さなお願いをしてみましょう。

そして、相手が応じてくれたなら、大げさなくらいに感謝しましょう。

きっと相手はあなたのことが好きになります。

まとめ

  • 悪い気持ちを抑制する「見つめる目」
  • 「一部無料」で利益を上げる
  • 選択肢が多すぎると選びたくなくなる
  • 選ばせたい物がある場合は「真ん中」へ
  • 「ノー」の場合にサインをさせる
  • 「みんながやっている」は魔法の言葉
  • 説得力を上げる「具体的な数値」
  • 好かれたいなら頼ってみる

心理術の中でも、マーケティングで利用できるものを中心に取り上げてみました。

どれもそれほど難しくはない内容ですが、実際に使ってみると効果的なものばかりです。

また、詐欺に引っかからないためにも知っておいて損はない内容ばかりですね。

普段のコミュニケーションでも利用できるものもあるので、積極的に取り入れていきましょう!