- 商品を売りたい人
- 商品紹介をする人
- マーケティングに興味がある人
- 東京ディズニーリゾートの秘密を知りたい人
突然ですが、私は最近Kindleを買いました。
Kindleを買ったのは確かなのですが、Kindleそのものが欲しかったわけではありません。
私は電子書籍を快適に読めるものが欲しかったのです。
これはマーケティングにおいて非常に重要な考え方です。
こちらの『ドリルを売るには穴を売れ』を読むことで
マーケティングにおける4つの理論
を知ることができます!
この本を選んだ理由
簡潔にお伝えすると、ヒトデ(@hitodeblog)さんがおすすめしていたからです。
こちらの書籍と同じ理由なので、気になる方はこちらへ!
ざっくりと内容説明
こちらはマーケティングの入門書になっています。
マーケティングには4つの理論が存在します。
- ベネフィット:顧客にとっての価値
- セグメンテーションとターゲット:誰に売るのかを見極める
- 差別化:競合より高い価値を提供する
- 4P:マーケティングで必要不可欠なもの
- Product…製品・サービス
- Promotion…広告・販促
- Place…流通・チャネル
- Price…価格
マーケティングにおいて重要な理論を実例を交えて解説してくれています。
内容についての感想
ここからは私なりの感想や解釈について書いていきます。
完璧な文章構成
こちらの書籍ではマーケティングには4つの重要な理論があると紹介し、1つずつ解説していきます。
そして最後に、その理論を非常に高いレベルで実現したモデルである東京ディズニーリゾートについて紹介されています。
ここで、これまでの理論はこういうことだったのかと何度も感心してしまいました。
内容だけでなく、文章構成も素晴らしかったです。
導入部分に復習するための一文
各章のはじめにこれまでの内容を復習できる一文がありました。
これにより、すんなりと次の章へ入ることができて非常に読みやすかったです。
あれ?これってどういう意味だっけ?
なんてこともなかったです!
各章の内容がチャートでまとめてある
付録として、各章の内容がチャートとしてまとめてありました。
これを見るだけで内容を思い出すことができます。
とてもシンプルでわかりやすいので、これを見るだけでも勉強になると思います。
このチャートを見るためにこの本を買うのもありだと思います!
なんと言っても例がわかりやすい!
最後の章の東京ディズニーリゾートの例。
- なぜ東京ディズニーリゾートに人は集まるのか
- なぜ7,500円も払って入場するのか
- なぜファストパスがあるのか
- なぜ人気のショーは夜にやるのか
気になりませんか?
ディズニーリゾート好き&マーケティングに興味があるということで、この章の内容は非常に興味深かったです。
ディズニーが好きな人にも読んでもらいたい!
マーケティングの入門書だということがわかりにくい
こちらの書籍のタイトルは『ドリルを売るには穴を売れ』。
タイトルの「ドリルを売るには穴を売れ」とは、マーケティング業界でよく言わ
れる言葉で、「商品を売るには、顧客にとっての『価値』から考えよ」という意
味です。
マーケティング業界で言われていても一般人には何もわからないですよね。
内容が良いだけにタイトルで損している気がします。
どんな本なのかわからないので、紹介されていなかったら私も読まなかったと思います。
『東京ディズニーリゾートのマーケティング術 マーケティングの入門書』みたいな感じだとちょっと気になるかも!
まとめ
マーケティングの基本は価値を提供して対価をいただくこと。
そのために重要なのは以下の4つ。
- ベネフィット
- セグメンテーションとターゲット
- 差別化
- 4P
横文字ばかりで覚えにくいですが、内容は非常にシンプルです。
東京ディズニーリゾートの例も非常にわかりやすく、これらの理論のまとめとして最高の例でした。
ディズニーランド、ディズニーシーに行きたくなっちゃいますね笑
これからは新しい視点で商品を買ったり、サービスを受けたりできそうです。
マーケティングに興味がある人にはおすすめです!