こんばんは!ヒカリです。
今回は佐藤義典さんの書かれた『ドリルを売るには穴を売れ』を解説していきます。
[itemlink post_id=”186″]
あなたは
ドリルがほしい!
思ったことはありますか?
ドリルがほしいと思ったことがある人は少ないですよね(笑)
そこで、ドリルがほしい人を想像してみてください。
結論から言うと、その人は「ドリルそのもの」がほしいのではなく、「ドリルで掘った穴」がほしいのです。
こちらを読めば
- マーケティングにおける4つの理論
がわかるようになります!
- 商品を売りたい人
- 商品紹介をする人
- マーケティングに興味がある人
ブログを収益化する場合、主に商品やサービスを紹介する(アフィリエイト)ことが多いです。
そのためにも、商品やサービスのベネフィットを明確にして、ターゲットを絞り、差別化を行う必要があります。
マーケティングの基本は価値を提供して対価をいただくことです。
そのために重要なのは以下の4つになります。
- ベネフィット
- セグメンテーションとターゲット
- 差別化
- 4P
こちらを意識して一部の記事をリライトしたところ、対象商品の売上が跳ね上がりました。
名前は難しいですが、やっていることはそれほど難しくないので誰でも活用できます。
では実際に1つずつ詳しく見ていきましょう!
ベネフィットを明確にして価値を提供する
ベネフィットとは「顧客にとっての価値」を意味します。
商品の場合、その商品が顧客にどのような価値を提供するかということになります。
例えば、最近、私は炊飯器を購入しました。
しかし私は「炊飯器」という「もの」がほしかったのではなく、「炊飯器によって炊かれたご飯」がほしかったわけです。
このように商品によって得られる価値のことをベネフィットと言います。
簡単に言うと「その商品を買う理由」ですね。
なぜ商品を購入するのか
顧客は欲求を満たすために商品を購入します。
その欲求は主に3つに分類されます。
- 自己欲求:自分の中で完結
- 成長したい
- こだわりたい
- 自分らしく有りたい
- 社会欲求:他人によく見られたい
- モテたい
- 尊敬されたい
- 生存欲求:生きるために必要
- 美味しいもの食べたい
- 快適な家に住みたい
顧客にはどのような欲求があって、なぜその商品を購入するのかを見極める必要があります。
例えば、希少性の高いバッグがほしい顧客に対して、
コンパクトで軽いので普段遣いにも最適です!
と紹介するよりも、
こちらの商品は世界で100個しか生産されていないです!
と紹介したほうが効果的ですよね。
このように顧客の欲求を見極めた上で、ベネフィットを伝えることでより効果的なマーケティングとなります。
ベネフィットをブログで活用する
ベネフィットを活用するには商品の性能に対してどのようなメリットがあるかを提示することが重要です。
ベネフィットを意識した上で商品レビューのブログやYouTube動画を見ると、多くのコンテンツで活用されているのがわかると思います。
そのため、ブログで商品やサービスを紹介する場合、
こんな機能や特典があります!(スペック)
だけで済ますのではなく、
こんな機能や特典があります!(スペック)だから〇〇できます!(ベネフィット)
のように、ベネフィットまで伝えることを心掛けましょう!
セグメンテーションを行いターゲットを明確にする
セグメンテーションとは「分割すること」です。
そして分割したものを「セグメント」、そして対象とするものを「ターゲット」と呼びます。
先ほどのバッグの話を例にして、「バッグがほしい人」をセグメンテーションすると以下のようになります。
- コンパクトなバッグで気軽に出かけたい!
- 大容量のバッグで旅行に行きたい!
- 高級なバッグで他人からよく見られたい!
このように「バッグがほしい」と言っても顧客の欲求は様々です。
高級なバッグを紹介するなら3のセグメントがターゲットとなります。
このようにセグメンテーションを行った上で、どのターゲットにどんな商品を紹介するかが重要です。
どのセグメントをターゲットにするか
ターゲットを選ぶ上では以下のことが重要となります。
- 市場規模の大きさ
- その商品を必要としている人は多いのか
- 商品の知名度が高いか
- 競合の強さ
- 自分よりも価値を提供できる競合が存在するか
- 自分の強みを活かせるか
- 価値の必要性の高さ
- その商品をどの程度必要としているか
誰にでも価値を提供できて、万人受けする商品は存在しません。
そのためにも、自分はどのセグメントをターゲットにするのかを見極める必要があります。
ブログにおいては、「自分の強みが活かせるか」が特に重要になります。
自分の強みを活かして商品の価値を提供しましょう!
セグメンテーションをブログで活用する
セグメンテーションを活用するにはターゲットを明確にすることが重要です。
どんな商品を紹介するにしても可能な限りターゲットを明確にします。
「20代女性におすすめのバッグです!」
というよりも
「ルイ・ヴィトンのハンドバッグがほしい20代女性におすすめのバッグです!」
としたほうがターゲットが明確になりますよね。
実際にそのほうが記事も書きやすいですし、ターゲットの目にも留まりやすくなります。
まずはターゲットを明確にしましょう!
価値の高さを競合と差別化する
差別化とは、名前の通り「競合との差別化を行うこと」です。
セグメンテーションにおける以下の部分が重要となってきます。
- 競合の強さ
- 自分よりも価値を提供できる競合が存在するか
- 自分の強みを活かせるか
競合なければ差別化は不要ですが、ブログだとなかなかそういう場面は少ないですよね。
競合より高い価値を提供する
一概に差別化と言っても競合と違うことをやるだけでは効果は薄いので、競合より高い価値を提供する必要があります。
内容を差別化するのではなく、価値の高さを差別化することが重要です。
高い価値を提供するためには「自分の強みを活かせるか」が重要となってきます。
自分の強みを明確にする
自分の強みを活かすためには、まず自分の強みが何なのかを明確にする必要があります。
- プログラミングが得意
- 料理が得意
- クレジットカードを10枚以上持っている
- 5年以上リモートワークを行っている
など、意識していないだけで人それぞれ何かしらの強みを持っています。
自分が当たり前だと思っていることが強みになることもありますね。
以下のことに注目してみると自分の強みが見つかるかもしれません。
- 他の人よりも少しでも得意なこと
- 人に教えられること
- 好きなこと
- 興味があること
- 長く続けていること
差別化をブログで活用する
差別化を活用するには、自分の強みを理解した上で価値を提供することが重要です。
極端な例ですが、プログラミングが得意な人と料理が得意な人の2人がプログラミングスクールの記事を書く場合、プログラミングが得意な人のほうが高い価値を提供できるのは明らかですよね。
逆に、ダイエット料理の記事であれば料理が得意な人のほうが高い価値を提供できます。
また、ブログの場合、全く知らない内容の記事を書くよりも自分が熟知している内容の記事を書くほうが遥かに簡単です。
より良い記事が書けますし、早く仕上げることもできます。
このように、自分の強みを理解して、より多くの価値を提供しましょう!
4PのPromotionを意識する
4Pとは以下の4つことを指します。
- Product(製品・サービス)
- どんなメーカーの、どんな商品か
- どんな顧客の、どんな価値を実現しようとしているか
- Promotion(広告・販促)
- どこでその商品を知るのか
- 買ったことがない人に良いと感じてもらう
- Place(流通・チャネル)
- どこで売買するのか
- Price(価格)
- いくらで売買するのか
商品を購入する場合、無意識に考えているのがこの4Pになります。
そして、ブログはPromotion(広告・販促)に該当します。
4Pには一貫性があり、独立させて考えることはできない
4Pには一貫性があるため、それぞれを独立させて考えることはできません。
例えば、
どんな商品でも良いから500円の商品を買おう!
みたいな人(価格だけで商品を決める人)は稀で、ほとんどの人が4Pを意識しています。
4Pをブログで活用する
4Pを活用するにはPromotion(広告・販促)を意識することが重要です。
ブログという広告媒体を利用して、商品のメッセージを伝えることを意識します。
このメッセージを伝えるために有効なのが、ベネフィットとターゲットになります。
「どんな顧客(ターゲット)に、どんな価値(ベネフィット)を提供できるか」
を意識しましょう!
まとめ
- ベネフィットを明確にして価値を提供する
- セグメンテーションを行いターゲットを明確にする
- 価値の高さを競合と差別化する
- 4PのPromotionを意識する
ブログは4PのPromotion(広告・販促)に該当するので、商品のメッセージを伝えることを意識します。
そのときに有効となるのがベネフィットとターゲットとなります。
そして、競合よりも高い価値を提供できるように差別化を行います。
つまり、
商品やサービスのベネフィットを明確にして、ターゲットを絞り、差別化を行うこと
が重要です。
マーケティングの基本は価値を提供して対価をいただくことです。
これらのマーケティング戦略を意識するように心掛けましょう!
[itemlink post_id=”186″]
参考
こちらの記事は以下の動画も参考にしています。
より詳しく知りたい方はぜひ御覧ください!