こんばんは!ヒカリです。
今回は岸見一郎さんと古賀史健さんの共著、『嫌われる勇気』を解説していきます。
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アルフレッド・アドラーという心理学者をご存知でしょうか?
アドラーはフロイト、ユングと共に 『心理学の3大巨頭』 と称されています。
そのアドラーが創唱した「アドラー心理学」についてまとめられているのが、この『嫌われる勇気』になります。
今回はアドラー心理学の中でも理解しやすい内容のものを3つご紹介します。
こちらを読めば
- 新しい人生の生き方
- 対人関係の悩みの解決方法
- 家族や友人との接し方
がわかるようになります!
- アドラー心理学に興味がある人
- 自分に自身が持てない人
- 自分が不幸だと思う人
嫌われる勇気を持ちなさい
あなたは、相手が苦手な人であっても無理に気を遣ったり、同調したりした経験はないですか?
実は自分がどれだけ相手に気を遣っても、嫌うかどうかは相手のタスクであり、自分ではどうすることもできないのです。
嫌われることは決して悪いことではありません。
すべての人に嫌われない道を選んでしまうと自分が自分ではなくなってしまいます。
自分が本当に大切だと思っている人に意識を向けましょう!
すべての悩みは対人関係の悩み
自分以外、誰も存在しない世界を想像してみてください。
今あなたが抱えている悩みはすべてなくなると思いませんか?
主な対人関係の悩みは優越感と劣等感です。
仕事やゲームなどで「あの人にはかなわない(劣等感)」、「あの人には勝っている(優越感)」という感情を抱いたことは誰にでもあると思います。
しかし、この感情は追い抜いたら優越感になり、追い抜かれたら劣等感になるため、際限がありません。
この悩みを解決するためには、比べることから抜け出す必要があります。
つまり、比べなくても価値のある自分に気づくことが必要になります。
きっと、あなたにはあなたの良さがあるはずです。
課題の分離
課題の分離とは、何かをするときに「それは誰の課題なのか」を考えることです。
例えば、子供の勉強で言えば、それは子供の課題になります。
勉強をせずに志望校に合格できなかったり、就職できなかったりするのは子供ですよね。
そこで、その子供の課題に対して親が踏み込んではいけません。
無理に勉強させたり、遊びを禁止したりしてはいけません。
子供が勉強をするときに、必要であれば手助けをするのが親の課題です。
つまり
勉強するのは子供の課題であって親の課題ではない。
子供の勉強を手助けするのが親の課題。
ということですね。
責任感が強くて、頼まれたら断れないという人も多いのではないでしょうか?
そんなときは「それは誰の課題なのか」を考え、時には断ることも大切です。
まとめ
- 嫌われる勇気を持ちなさい
- すべての悩みは対人関係の悩み
- 課題の分離
アドラー心理学を日常に取り入れるためには、今まで生きてきた人生の半分が必要と言われています。
それだけ奥が深い心理学なので理解するのは難しいと思いますが、ところどころで役に立つことはあると思います。
例えば、
嫌うかどうか判断するのは相手のタスクだからこちらが考える必要はない。
この一言で救われる人も多いのではないでしょうか。
私も自分が肯定されている気がして少し安心感が芽生えました。
対人関係の悩みを抱えている方は是非アドラー心理学を取り入れてみてください!
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私も昔は誰にでも当たり障りのない接し方をしていました。
苦手な人と距離を置くようにしてから、人間関係がグッと楽になりましたね。